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  (ご報告)日本観光研究学会関西支部2022年度中四国研修会(瀬戸芸・小豆島研修 2022年9月14日〜15日)
 
2022/09/20
  (ご報告)日本観光研究学会関西支部2022年度中四国研修会(瀬戸芸・小豆島研修 2022年9月14日〜15日)

 日本観光研究学会関西支部では、中四国研修会を、2014年度は太平洋岸の高知(黒潮町の砂浜美術館)、2016年度は瀬戸内・四国側の愛媛県(三津浜地区・道後温泉・松山市での政策ヒアリングと見学等)、2017年度は瀬戸内・中国側の広島県(尾道市の町家再生、千光寺山からの坂のまち、しまなみ海道等)、2018年度は日本海側の鳥取・倉吉・由良エリア、2019年度は、四国・徳島県内陸部の祖谷渓(アレックスカーの宿、かづら橋等)、2020年度は高知県・仁淀ブルー流域自治体、2021年度は、愛媛県大洲・内子(城観光と伝建地区)で開催いたしました。

 中四国研修会第8回目は、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の3年に1度の開催年にあたるため、香川県および土庄町・小豆島町のお力添えで本研修会のために特別に芸術祭と共同で視察させて頂くこととなり、2022年度中四国研修会「瀬戸内国際芸術祭と小豆島の観光戦略」とのテーマで、2022年9月14日(水)〜15日(木)に開催し、のべ18名もの参加者がありました。

 1日目(前半実行委員長:松田充史)
 高松港に集合し高速艇で小豆島土庄港へ行き、着後、瀬戸内国際芸術祭〜迷路のまちエリア作品を視察しました。その後、農村歌舞伎舞台、中山の千牧田を訪れ、早い段階から芸術祭に関わっている、予約が取れない人気の「小豆食堂」で棚田のおにぎり定食に舌鼓を打ちました。そして、代表的作品のひとつ「ゼロ(約4000本の竹を使って作られた直径約15メートルの球体)」の中で、今回の研修でご尽力をいただいた今龍哲之(香川県交流推進部 観光振興課)氏のお話を、自然と一体になる「調和の精神空間」での体験をしながらうかがいました。その後、「福武ハウス」のプロジェクト実行者を交え、その取り組みに対し意見交換をおこないました。

 2日目(後半実行委員長:堀内史朗・五嶋俊彦)
 醤(ひしお)の郷エリア作品・醤油蔵視察し、小豆島の名所寒霞渓を視察、エリア作品を見て創作郷土料理をいただきました。
 そして、土庄町・小豆島町の両町長、両町観光所轄課長、小豆島観光協会事務局長を交え、活発な意見交換会を実施しました(於:小豆島ふるさと村交流センター)。
 最後に三都半島エリア作品の視察をおこない、土庄港から高速艇に乗り高松港着後解散いたしました。このように充実した2日間の研修を実施することができました。

 今回は、受け入れ先の皆様の多大のご協力により、たいへん実り多い研修が実施でき、無事終了することができました。特に、香川県の今瀧課長補佐をはじめとする観光振興課のみなさま、岡野町長をはじめとする土庄町のみなさま、大江町長をはじめとする小豆島町のみなさま、塩出事務局長をはじめとする小豆島観光協会のみなさま、田嶋知子さんをはじめとする福武財団のみなさまに、あらためて、深く感謝を申し上げます。
(文責:松田充史)
   
 
「2022年度中四国研修会「瀬戸内国際芸術祭と小豆島の観光戦略」」
   
 
「2022年度中四国研修会「瀬戸内国際芸術祭と小豆島の観光戦略」」
   
 
   
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